英語成功者と脱落者の違いとは?
英語の勉強で脱落しないためにはどうしたら良いか知っていますか?
英会話の習得を目指している人は、この日本に何百万人といることでしょうが、その中で英語を十分に使いこなせていると感じている人は、そのごく一部だと思います。ここでは、英会話をマスターする前に脱落してしまった人の主な理由をいくつか取り上げて大切なことを再確認してみたいと思います。
脱落してしまう主な理由は、
▼忙しさを理由に勉強に手をつけない
▼英語の勉強時間以外は日本語だけの生活
▼カタカナ英語で大丈夫だと思い込んでいる
といったところでしょう。
最後の「カタカナ英語で大丈夫だと思い込んでいる」についてですが、
確かに、英語の発音は日本語と比べて複雑で、簡単ではありません。しかし、英語をわかってもらうためには、英語圏の人にとってわかりやすい発音を心がける必要があります。
逆の場合を考えてみましょう。スペイン語ではヤ行とジャ行の区別がないため、スペイン語圏の人の中には山田さんのことを間違って「ジャマダさん」と発音してしまう人もいます。しかし、ジャマダさんと言われたら、たいていの山田さんは気分を害するのではないでしょうか。
英語でも同じことが言えます。たとえば。アメリカ英語では、hatとhotとhutの発音は、カタカナで書くとどれも「ハット」です。しかし、日本人にとってヤマダとジャマダが全然別に聞こえるように、アメリカ人にとってはhat, hot, hutの3つの「ハット」はそれぞれ別に聞こえ、またどれもが日本語の「ハット」とはかなり違う発音になります。ですので、アメリカ人に通じる発音を心がけるなら、アメリカ風の発音をマスターしなければなりません。また、日本語では普段区別しないsi(スィ)とshi(シ)を混同して、sit(座る)をshit(うんちをする)と言い間違えてしまうと、大恥をかいてしまいます。誤解を生まないようにするには、発音をきちんと勉強する必要があるのです。